2011年9月11日。昨日の礼拝は。いつものように朝の礼拝に行くと、教会の周りに小さなアメリカの旗のようなものが沢山さしてありました。
よくみるとそこに名前、年齢、色違いのリボン、そしてある方は写真が貼ってありました。World Trade Center:2606人(含む、Port Authority:37人、NYPD:23人、FDNY:343人)Pentagon: 125人、 Airplane:246人、合計2977人の方が亡くなりました。旗についているリボンの色で、どこで亡くなったか分かるように色分けされていました。
ダドリー牧師はスタッフと共に旗を深くさしながら計ったところ、3つのフットボールフィールドぐらいの長さになったとの事。3000人近くが亡くなったというのと、こうした具体的な数字を聞くのとでは、まったく違ったものになるのを知りました。
3月11日に日本で起こった3.11大震災で北野武さんが、「一人の人が亡くなった悲しみが2万あった」と言うような事を言われた事をNCM2隊長のブログで知りました。
本当に、アメリカでも一人の人が亡くなった悲しみが2977個あったのですね。旗をみながら、この方々の残されたご家族や友人たちはどうしているのだろうか?等の思いにかられました。
昨日の礼拝で捧げられた献金の9.11%を、ニューヨーク市で新たに開拓伝道を始めた教会に送られるそうです。あの重苦しい10年前の今日を思い出しながら、今ある平和の素晴らしさに感謝を捧げ・・・9.11同時多発テロ攻撃よって亡くなられた方々をこのような形で偲ぶ日となりました。
マダム
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