ブラジルで開催されているワールドカップが始まって以来、私はテレビの前に釘付けです。
わが家のテレビで観る事のできるスペイン語放送局(34.1チャンネル)がワールドカップの試合を必ず放映しています。言葉はよくわからないのですが、スペイン語の放送はアナウンサーと解説者の興奮度が高くてとても盛り上がります(汗)。
私はなかなかボールがゴールに入らないサッカーは退屈でこれまでまともにサッカーの試合を観たことがありませんでした。
でも、このワールドカップ戦に祖国日本が出場していたので一生懸命応援しながらTVで観戦しているうちに、サッカーのゲームをまったく知らない私でもこのサッカーの面白さに気づき始め、知らないうちにハマってしまいました。
試合はどちらかのチームを応援していると、ハラハラドキドキ感がまして面白いので、祖国日本が敗退するまでは日本を応援していました。その後はやはり私たちNCM2のGMTアメリカ合衆国です。
アメリカ国内に於いてサッカーはまだあまり人気のないスポーツですが、ワールドカップで16チームまで残り、アメリカ国内のサッカー熱をおおいに盛り上げてくれたようです。
残念ながら8強に入れず敗退しましたが、ゴールキーパーのTim Howard選手はこのワールドカップ試合最多の防御率を守り、今や、何でも(我々を)デイフェンスしてくれる(守ってくれる)アメリカンヒーローになってしまいました。
オバマ大統領さえも『Timを次期”Secretary of Defence”(アメリカ合衆国国防長官)に】と言うジョークで使っているほどで、本当にこの人のデイフェンスはあっぱれでした。
アメリカも敗退した今、私の次なるワールドカップの応援チームは、吾が娘婿さんの出身国:アルゼンチンです。リオネル・メッシと言うスタープレーヤーがいるチームで、今大会のアルゼンチンはとても強いようです。”Vamos Argentina! Vamos a ganar!!” (うちの娘婿さんの叫び〜!)
残り4強の準決勝の試合は今週も放映されますが、毎回毎回、生きるか死ぬかのような熾烈なバトルを観戦しているとまるで、ローマ時代のグラディエーターの格闘試合のような気がしてきます。(といってもグラディエーターの格闘競技を観たわけではありませんが)ワールドカップの選手は現代のグラディエーターだあ!と、一人で喜んでいます。
ところで、ワールドカップの試合を観ていて8強が決まるあたりから各国の選手たちがフィールドに出て行く時に胸に十字を切ったり、ゴールをすると天を見上げて神に感謝の祈りを捧げる選手の光景をよく見る事ができます。
自国を代表して戦っている選手やコーチたちのプレッシャーが伝わってきて、先日マック先生のブログ、世俗牧師宣言!で『世界にあって、日本の選手になかったもの』と言う記事が本当だなとつくづく思います。
ワールドカップに出場しているどの国の選手も世界中に名だたる超一流プレーヤーで、日々の練習と鍛錬、そして節制を力の限りをつくしてここまで来られたことでしょう。
『最後まで自分を信じきる事』を信じて戦った祖国日本の選手たちと、最後は神を信じ、すべてを委ねる世界の選手との違いは果たしてどれほどのものでしょうか・・・
今週の準決勝、その後の決勝戦で世界の選手がどのような試合と信仰の証しを見せてもらえるか、今から本当に楽しみです。
マダム
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