近頃、自宅の庭でガーデニングをしていると、しばしば農業に従事されている方のご苦労を思います。自らはコントロールできない領域で働かなければならず、収穫は天候次第。
その年の天候がよくても悪くても、驕らず、怒らず、いらだたず、焦らず、天上からの恵みを受け入れる・・・実る稲穂を見て、天に対して謙虚でなければならない事を、自然を相手に仕事をされている方はよくご存知なのでしょう。
歳を取って知識が増し、経験が増せば増すほど、頑固になり、謙虚さを失い、また自分の力の限界を感じるようになってしまったようです。
偉くなればなるほど、驕る事なく謙虚にならなければならないと言う、昔の人の戒めの、このことわざはストレートに、神の前に人はより謙虚にならなければならないと言う事を教えてくれます。
弱い時には、素直に神様の前に謙虚になりやすいのですが、すべてがうまくいっている時、物事が実れば実る時ほど、謙虚でいられる事は難しいです。
私も神様の前にも、人に対しても、そのような姿勢でいつもいられたらと願い、祈るものです。
マダム