敬愛するウエストコビナ・キリスト教会の中尾善之師牧師のブログで紹介されていた、”Nozomi Project, Beauty from Brokenness”と言うYouTubeの映像を見て、とても感動しました。
これはハワイ出身の宣教師、Sue Takamotoさん家族が仙台石巻市に住みながら、震災で被害を受けた人々に希望を伝えるために起こした、Nozomi Perojectの話です。Sueさんは瓦礫の中で見つけた、こわれた食器を使って、ペンダント等のジュエリーを作って販売するプロジェクトをたて上げました。
この工房には、震災で被災し、職を失ったり、家族を失ったりした人々が、困難な日々と戦いながら、一つ一つ丁寧にそれぞれの個性に合わせた作品を作っておられました。
作品を制作する合間にSueさんのお導きで、みんなで食事を共にしながら聖書の勉強会をされていました。聖書の話をして、祈りあい、支え合っていました。この映像を見て思ったのですが、この工房はまさに私たちクリスチャンが目指すべき「スモールグループ」ではないでしょうか?
一人の方は”家にいると、色々な心配ごとを考えストレスがたまるけれど、この工房にくるとみんなと話し合えるから、ここにくるのが楽しみです。”と言っていました。
私も毎週NCM2のメンバーのミチコ姉(Michiko Hill)宅で集い、スモールグループ(私たちの教会では”Life Group” と呼ばれています)で、教会でのメッセージに会わせた聖書の勉強をして、互いに祈り合っています。
クリスチャン・ミュージシャンがセキュラー(一般社会)の音楽業界で生きていく上で、抱える共通の問題を話し合ったり、家族の事を祈り合ったりと、音楽を練習するだけでは得られない、お互いの大切なコミュニケーションの場となっています。
聖書の中にある初代キリスト教会も、まさに石巻のノゾミプロジェクトや、NCM2の”Life Group”のようです。そして、神様がお与えになる「希望」は、ここから広がってくるのかもしれません。
マダム