日曜日の礼拝でうちの教会の主任牧師、ダドリー牧師から、フランク・パストーレ(Frank Pastore)氏が亡くなられた事を知りました。享年55歳。パストーレさんは1980年代に大リーグ、シンシナティ・レッズのピッチャーで活躍され、南カリフォルニアのクリスチャンラジオ局 KKLA(FM 99.5) のパーソナリティーをしていました。
⬇ 99.5 KKLA The Intersection of Faith & Reason Frank Pastore
https://www.kkla.com/FrankPastoreMemorial.aspx
ダドリー牧師も、何年か前からフランク・パストーレさんの番組に出演するようになり、とても気の合う同労者のように親交を深めていたようでした。ダドリー牧師と共にロサンゼルスの福音伝導の為に戦ってきた戦友のような友が、この世を去って主のもとへ帰って行かれる身はつらいでしょう。ダドリー牧師の寂しさを共有する礼拝でした。そしてパストーレさんのご家族の上に、深い哀悼の意を捧げました。
昨年の12月始め、パストーレさんは210Fwyをバイクで走行中に、ひどい交通事故に巻き込まれ重体だと、祈りのリクエストがありました。でも私が日本へ帰国中に、天国へ帰られたそうです。
私は仕事帰りの1時間あまりの車の運転中に、よくこの人のラジオ番組を聴いていました。頑固な無神論者からクリスチャンになり、ラジオの人気パーソナリティーになったパストーレさんの歯に衣着せぬトークはまさに、元大リーグのピッチャーの凄まじい直球をリスナーに向けて投げつけてくるものでした。
リスナーからの電話を応対する時も、クリスチャン、ノンクリスチャン、どんな人にも臆せず語るその凄さに、きっと多くのファンが自分の代わりに言ってくれてるかのように「そうだ!そうだ!」と思っていた事でしょう。でも、その反面、さぞかし敵も多かったと思われます。
大統領選の時など、聖書の真理から離れた政策をしていると、大統領候補をむちゃくちゃこき下ろしたりするので、(ラジオで)そこまで言っても、首にならないのかしら?とこちらが心配するほどでした。
ところで、うちの教会は3,500人収容の新会堂建築の計画を進めていて、2年前からいろいろな方法でそのファンドレイズをしています。その中の一つに、新会堂のシート(座席)に献金するとその指定したシートに、おのおの好きな方の名前をつける事ができると言うプロジェクトがあります。
www.miracleinthemaking.com/
教会のホームページに捧げたシートの番号をクリックすると、そのシートに捧げた方の名前や簡単なメッセージが書かれており、誰でもそれを見る事ができるそうです。ダドリー牧師は、5つのシートに献金し、彼の牧師としての大事な役割を担ってきた祖父母、父母など家族はもちろんですが、その中の一つのシートをフランク・パストーレ氏に捧げたそうです。
そして教派は違っても、お互いを尊敬し協力し合っていた元チャーチ・オン・ザ・ウェイ(Church on the Way)の主任牧師Scott Baure牧師にも、シートを捧げたと言っておりました。スコット牧師も若くして突然主のもとに召された牧師先生でした。
マダム
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