その人にとってたった一匹のペット

先日、知り合いの方に相談をうけロス在住の女性獣医師、西山ゆう子先生を紹介させて頂きました。
２年前に亡くなった私の犬が西山先生に大変お世話になりました。その時の犬に対する態度にいたく感銘を受けたからです。
西山先生のWebサイトにミッションステートメントが出ていたので、ちょっと読んでみて、驚きました。先生の動物に対する愛情がなみなみならぬ事を知ったからです。
西山先生の信念は「世界に二匹といない、その人にとってたった一匹のペットを、自分も同じようにたった一匹のかけがえのない患者として扱います」と言うのです。ああ、だから私の犬も、あんなに丁寧に看てくれたのだなあと、感謝の思いでいっぱいになりました。
自分も職場ではプロとして誇りをもって働いてきていましたが、「私はこれまで西山先生のような気持ちで仕事をしてきたかしら？・・」と反省しました。
これからは、ひとつひとつのケースに心を込めて取り組もうと、職場の同僚と話したのでした。ちょっと落ち込んでいた同僚も「いい話ね」と言って、その日はなにか暖かいよい日になりました。
職場で心が荒んできたら、西山先生のミッションステートメントを思い出して、原点に戻りたいものです。
マダム
● 西山先生の Village Veterinary Hospital Webサイト