『パリ、ジュテーム』(Paris, je t'aime)


来月、若い時からの憧れだったフランス(主にパリ)に行きます。すでにフランス語の勉強はすっかりあきらめており、パリ市内/郊外の旅行案内と地図ばかりみています。
それに加えて、パリを舞台にした映画を見る事も大切です。昔、隣のワサ坊に教えてもらった、映画を先月惜しくも店じまい(廃業)してしまったブロックバスターで見つけて買いました。
“パリ、ジュテーム”と言う2006年のフランス映画です。ウイキペデイアによると、“世界中の18人の監督による「愛」をテーマにした短編オムニバス映画である。パリ20区のうち18の区を舞台に、1区につき約5分間の短編映画にしている。”
とても面白い映画です。特に私のようにパリに行こうとしている人間には、ありきたりの観光物ではない、パリに暮らしている人の、今のパリの話なので、ああこんな感じなのかあと、とても興味深い映画です。
もちろん、この作品はそれぞれの監督が好きな事をしてよい映画なので、話の中にはファンタジーやらバンパイヤーだの 、私のようなフランスかぶれの中年アメリカおばさん観光客の話も中にはあるのですが・・・。
それから私の友人の家の近所にある有名な墓地が出て来て、”オスカーワイルドの墓石には沢山のキスマークがある”なんて旅行案内に書いてある通りの話なども出てきます。
この映画にはなんと、日本人のNobuhiro Suwaと言う監督が製作した作品も出てきました。この映画に出演している役者さんや映画監督の名前を見れば、その豪華さにびっくりします。映画のお好きな方は、世界中の監督が5分間の枠の中で作った短編を見るのも楽しいかも知れません。
マダム



Be First to Comment

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA