11月4日の中間選挙が近くなり、選挙に関する郵便物が毎日届くようになりました。
各知事、判事、議員候補者の他に新しい法律につながるProposition(住民投票事項)の賛否などを、かなり勉強してその提案事項にある背景や人の意見などを参考にしないとその真意(本質)がわかりません。
でも、その賛否が結局、固定資産税の増額、道路の拡張、医療保険の制約、等等、自分の日常生活に直接関係してくるのです。
アメリカ合衆国の市民権を取得したばかりの大統領選挙の時は、自分なりに一生懸命、政府から送られて来た郵便物をちゃんと読んで、勉強し考えながら投票に臨みました。
ところが、大統領の選挙だけでなく、毎年なんらかの選挙があり、自分もだんだんいい加減になってきて「まあ、今回の投票はいいかあ〜」と言うような事も何度かありました。
大好きな映画”You’ve Got Mail”の中で、メグ・ライアンがボーイフレンドに『実は、前回の選挙、投票しなかったの』と、告白するシーンがありました。
アメリカ人は政治に感心がある人が多くて、選挙の投票がとても大切な事だったのかと今さらながら思い知らされます。
今回の中間選挙では”いい加減”の延長で傍観者ではいられない、Proposition(住民投票事項)にかなり深刻な事案が提案されている事に気づき始めました。
長い間続いてるカリフォルニア州の旱魃(かんばつ)に伴う、水源。医療保険や医療ミスに関する事案。犯罪の罰則に関する問題・・等。
ぼーっとしていた自分を反省しつつ、面倒と思える提案事項の賛成派、反対派の意見を読み、複雑でちっとも分からない医療関係の提案などは、主治医に意見を尋ねたり・・と、只今奮闘努力中です。
香港で起こっている選挙権に関するデモ・・。中東やアフリカなどのある国では持つ事のできない選挙権を当然のように頂いている民主国家、アメリカ合衆国に住んでいる幸いを思う時、私のこの一票を大切にしなければと思いました。
マダム
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