介護犬ティーボと礼拝

犬と礼拝(NCM2)1
今週の聖日はThe Shepherd of the Hills, West Valley Churchにて礼拝を持たせていただきました。
以前、当ブログにも載せましたが、この教会は礼拝は学校の体育館を借りていて、毎聖日に美味しいコーヒーとベーグル、マーフィン等がサーブされ、礼拝中でもコーヒーが飲める教会です。
とってもカジュアルでアメリカ的なフレンドリーな雰囲気の素敵な教会ですが、勘所を押さえは確りとして、お祈りと賛美、そしてメッセージは霊と真と持って捧げられています。
最近この教会に素敵なゲストが来るようになりました。そのゲストをひと目みると、教会に礼拝に来ている人々は必ず笑顔で、ハッピーな気分になるゲストです。
そのゲストとは介護犬のワンちゃんたちです。チベタン・マスティフとグレート・ピレニーズと言う、ものずごく大きな犬たちで、礼拝中もおとなしく、よく訓練されています。
犬と礼拝(NCM2)2
白のグレート・ピレニーズはティーボと言う名前です。アメフトのテイム・ティーボと同じような名前なので、『この子はフットボールファンですか?』など冗談をいいながら、少しオーナーの方とお話ができました。
ティーボのオーナー(飼い主)の婦人は重度の糖尿疾患を持っていて、このティーボが彼女の介助してくれているそうです。
ご主人様の血糖値が下がって突然倒れたりしたら、ティーボの腰のあたりをつかんで起き上がったりします。そして、なんとティーボは飼い主のインシュリンの必要を口の匂い(口臭)で感知し、教えたりするそうです。
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どうやって教えるのですか?と尋ねてみたら、ティーボは自分の顔をオーナーにこすりつけて合図をするのだそうです。(ティーボはこの婦人の命を支える犬なのです)
この子はとても人なつこくて、一目でファンになりました。
他のチベタン・マスティフも、ものすごく大きな犬なのですが、とてもおとなしくて礼儀正しく、礼拝に来ている人々を和ませてくれました。彼らは病院やら老人ホームに慰問に行って人々を慰めているそうです。
大型犬は、ベットから起き上がる事のできない人の枕元から、ちょうど顔が見える高さなので、慰問にはとても適しているそうです。ペットと言うのは、何もしないのに、そこにいるだけで人を癒したり和ませたりする力を持っているのですね。
マダム

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